iLokへの不安
見た目や大きさは普通のUSBメモリーそっくりです。上の画像の物は「iLok2」といいます。
これは何かというと、パソコンソフトやプラグインのライセンスをダウンロードしておく物です。
USBメモリーの機能はありません(^_^;)
ドングルとも呼ばれたりします。
僕がこれを初めて購入したのはPro Toolsを9にアップデートした時です。
現在僕がメインで使用しているDAWはMacにインストールしたPro Tools 9で、このiLokはそのPro Tools 9 を使う為に必ずMacのUSBポートに挿していなければなりません。
つまり、このiLokに入れてあるライセンスを読み込んでPro Toolsは起動します。
USBメモリーに入れていたWavesとPlugin Allianceのライセンスと同じ原理であり、これが認識しなくなったり無くしたりすると、Pro Toolsが使えなくなりますし、他にもプラグインのライセンスがいくつか入っているのでそれらもアウトです(^_^;)
音楽の作業が出来なくなってしまいます…(>_<)
iLokが故障した場合
iLokを扱っているのはアメリカのPACE社のみなので、なんとアメリカへ送って修理してもらうそうです…(^_^;)
手続きは全部英語ですし、大変ですよね~
修理経験者さんの体験談によると、2~3週間くらいかかるそうです。
ん~~
ますます恐ろしくなってきました…(^_^;)
「zero down time」という保険もあるようですが、タダではないですし、どうしたものか悩んでいます(汗)
「zero down time」という保険に入り、予備のiLokを用意しておくと、修理に出している間にライセンスを予備のiLokへ入れてソフトが使えるようになります。
でも、これを用意するとなると、全部でだいたい8000円から9000円のコストがかかります。
そんな余裕ないですよ…
でも、いつ壊れるかわからないし…
こういうドングルキーによるシステムは、最初はいいと思っていたのですが、故障を体験して実感してしまうと、怖いです(>_<)
メリットとデメリット
結局、このシステムのメリットって、使いたいソフトを何台のパソコンにもインストール可能で、ユーザーが自分のライセンスを入れたiLokやUSBメモリーを持っていれば、どこでもそのソフトを使えるということです。
例えば、自宅のパソコンと音楽スタジオとかのパソコンにPro Toolsをインストールして、iLokを持っていればどちらのパソコンでもPro Toolsを使えます。
それは便利ですよね。
では、デメリットは何か?
それは、iLokやUSBメモリーが故障したり、紛失してしまった場合です。
修理したり、ライセンスを復旧するのに、手間と時間がとてもかかります。
そう考えると結構リスクが高いですよねぇ…(^_^;)
とりあえずの対策
まず、新しいUSBメモリーを購入しました。
ちょっと高めのSONY製品です。
なんとかこのUSBメモリーが1年間持ってくれと願いつつ、1年ごとに購入してライセンスを新しいUSBメモリーに移動して運用していくことにしました。
これで少しはリスクが減ると思います(^_^;)
TranscendのUSBメモリーはMacを使う時もWindowsを使う時も常に挿しっ放しでしたから、今度のSONYのUSBメモリーにはライセンスのみを入れ、Macのみに使います。
WindowsのPCからWavesのプラグインはアンインストールしました。
iLokに関しては、まだ半年くらい保証期間があるので、それが過ぎる頃にどうするか考えたいと思います(^_^)
最後に
あまり楽しい話でもなく、長くなってしまいましたが「USBメモリーとiLokへの不安」ということで記事を書いてみました。
これって使うソフトによりますが、DTMで音楽をやっている人には避けて通れない話だと思います。
もし上手に対策をとっている方がいらっしゃったら方法を教えてほしいです~(^_^;)
ではでは…
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